第4話、高畠杏子➀
次に登場するのは高畠杏子。大学病院での勤務医である夫と娘の三人暮らし。夫は群馬にある名家の出身で、今はそこからの帰り道だ。
夫である亮太の実家では親戚の33回忌の集まりがあった。杏子はもう無理して出なくても…と夫に言い出すが、長男の自分が出ないわけにはいかないと否定。さらに、杏子と娘の莉伊佐に会うのを実家の父母達も楽しみにしていると続ける。
その言葉を聞いて顔をゆがめる杏子。私たちがあの家でどんな扱いを受けていると思っているのよ・・・!!
結婚前までは順調な人生だった。難関受験を突破し名門校に入り、国際線CAという夢も叶えた。ハイスペックな男たちから選んだ相手と結婚。
しかし、その後待ち受けていたのは不妊という現実・・・。
杏子さんの登場です!
私が好きなキャラであり、何故か口コミでも人気の高い杏子さん。何でだろう、プライドが高いキャラなんだけど、ちゃんと努力してきたからかなあ。
それはそうと、完璧に見える杏子さんでもいろんな苦悩があったのね・・・。夫の実家のくだりも、杏子さんがひどい扱いをされているのがその表情でわかるんだけど(笑)、一番腹が立つのは夫が実家の人間も杏子と莉伊佐に会えるのを楽しみにしてるとか、のほほんと言ってのけるところにあるんじゃないかなー。
ところで、群馬の山奥をどす黒い山って!これ群馬の人が見るときっと悲しい😢
第5話、高畠杏子②
つらい不妊治療を経てようやく念願の妊娠。完璧を目指す杏子にとって、ようやく努力と我慢が実を結んだ妊娠だったので、喜びもひとしお。これで全ての幸せを手に入れた・・・・
そして娘の莉伊佐を出産。幸福の絶頂にいた時に投げつけられた、夫の両親からの次は男を産めという言葉。祝福の一つもなく、高畠家の嫁になったからには高畠医院の跡継ぎを産むのが仕事と言われ、この家の人間にとって自分の価値は男を産めるかどうかだと悟った杏子。
その後、事あるごとに2人目、次は男と言われ続けた杏子。今回の法事でもお決まりのように寄ってたかって杏子に同じことを言う。
いやこれ、はらわた煮えくりかえるね。
この実家は医者家系ってことだけど、男女の産み分けに関しては男性側の因子が強いんじゃなかったっけ?「次は男」「間違えるな」とか、医者が揃いも揃って言うことか?
それに、杏子さんも言ってるように、莉伊佐が婿を取ればいいし、そもそも莉伊佐が医師になって院長になってもいいじゃない。女医さんで開業している人もいっぱいいるじゃん。
莉伊佐が医者以外の道を選ぶかもしれないけど、そもそもこんな感じじゃ医師以外にはならせてくれないだろうなあ・・・。
てゆうか、ここでも夫が腹立つ。自分の妻がそんなにコケにされて一言ぐらい文句言わんのか!?
ほんと老害。確かに滅びればいい!!
第6話、森川奈美➀
最後のメイン登場人物、奈美。SNSで杏子や真琴の投稿を見ながら毒づいて缶ビールを開ける。すでに夜中だが、夫の陽介はまだ帰ってこない。
夫との出会いは水商売。働いていたキャバクラに来た客が陽介で、ベンチャー企業でいくつも会社を持っている社長。しばらくして陽介が奈美のマンションに引っ越す形で同棲が始まり、娘の向日葵を妊娠して結婚。
見栄っぱりな奈美は、そんな経歴はもちろんママ友に内緒にしている。ウソをつき、自分を取り繕っている。
なぜなら、プリスクールの他のママ達は本当にセレブな人達ばかりだから。そんな人達に本当のことなんて言えない・・・
最後は奈美です。
派手な見た目に違わず、以前は水商売をしていたそうで。裏がありそうな登場人物の中でも、彼女は庶民なのに必死にセレブのふりをしているって感じですね。普段はいろいろ猫かぶってるのか、SNS見ながらイラつく様子はかなり、口が悪い笑笑
でも、自宅でTシャツ短パン姿で缶ビール開けるのは親近感がわくんだけどね笑笑
今まで必死に上を目指して這い上がってきたんだろうなーと想像がつくんだけど、大丈夫か?風俗とかAVとかしてない??やばい人らと関わってない??
すでに心配です!!この時点では、冒頭の逮捕というキーワードに一番近そうなのがこの人なんだけど・・・。さて、次の話も奈美の過去が続くようです。どんな過去だったのか!?
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