2019.02.26(妊娠36w2d)
昨日は36週の妊婦検診でした。
その二日前の長女の発熱は、一晩経ったら微熱まで下がっていたので、月曜は念のため保育園を休ませましたが午前中のうちには平熱に。
それから上がる様子もなかったので、かかりつけ医にも行かず自宅で様子をみていました。
次女や私も、多少鼻がグスグスいっていましたがその程度。
恐れていた、長女インフル→家庭内感染とまではいかず、一安心でした。
さて、妊婦検診では。
36週に入ったので、一般的には臨月。来週の37週からは正産期となります。
今回の検診からは、お腹にモニターを付けて胎児の心拍やお腹の張りを見ます。
15~20分ほど着けていましたが、赤ちゃんはその間ドンドコ動いてお腹が波打つほど。
張りは、10分未満の間隔で3回ほどあったのでちょっと多めかも…と言われましたが、強さはそこまでではないので、陣痛につながるほどではないとのこと。自覚としても、最近このくらいならよくあるなあといった感じでした。
モニターを外したら、先生の診察です。エコーで赤ちゃんの様子を見ます。推定体重は、2800gまで大きくなっていました。
お姉ちゃん達が二人とも3400gほどで出てきたので、この子もそれなりに大きくなりそうです。
順調ですね、と言われ、続けて
「37週もすぐそこですね…よくここまで来れました」としみじみ言われました。
先生の言葉があまりにも感慨深そうだったので、
「私のように血腫ができて破水してしまって、ここまで来れたのはそんなに珍しいんですか?」と聞いてみました。
すると、「今だから言うけど、血腫ができるのはちょいちょいあることだけど、一旦破水してここまで来るのはすごいラッキーなことだし、とても怖い症例でした。ここまで来る前に、破水して早産になる人も多いんです」と…。
要約すると、
血液というのはとても栄養が豊富なので、血腫ができるとそこを栄養源として菌が増殖しやすい。なぜ菌がつくのかというと、膣や肛門など、外陰部から入ってくるから。血腫が子宮の出口付近にできると、外陰部から近いので付きやすくなる。
菌がつくと、体の防御反応として菌を殺そうとするが、それが赤ちゃんを包む膜も攻撃してしまい、そこから破れて破水しやすくなる。
もし出口付近に血腫ができてそのあたりから破水すると大量の破水となり、お産につながるのを止められなくなり、時期によっては流産や早産につながる。
と、いうことだそうです。
私の場合ラッキーだったのは、最初の血腫は出口付近だったが、子宮が大きくなるにつれて上に上がってきたこと、次にできた血腫も出口からは離れたところにあったこと。
初期に破水はしたが、その時にできた穴がおそらくピンホールくらいの穴で、安静にしていたら無事に塞がって羊水の流出が止められたこと。
破水した時、幸運にも陣痛につながらなかったこと、そして何より感染を起こさなかったこと。
色んなラッキーが重なった結果、ここまで持ちこたえた…ということらしいです。
もしかして、今現在絨毛膜下血腫や初期の破水がおきてしまいこのブログを見つけた方もいらっしゃると思います。
私は幸いなことに臨月を迎えることができましたが、妊娠経過は人それぞれです。
ただ、これだけ言えるのは、
「おかしいと思ったらすぐ受診、または病院に電話して指示をあおぐこと」
「とりあえず安静にすること」です。
私は、破水した当日から翌朝に受診するまで、ほぼ寝たきりでいてお風呂も自己判断でやめたので、その行動が破水が早めに止まったり感染しなかったことにつながったのではないかと思っています。
私もまだ出産していない身なので、実際無事に産まれてみないとまだまだ何とも言えませんが、絨毛膜下血腫を持っているママさん、どうか無理しないで!!
みなさん無事に出産までたどり着きますように!!
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