赤ちゃんのお世話で欠かせないのが、オムツ換え
赤ちゃんの一日は、オッパイやミルクを飲んで、オシッコやウンチをして、寝る…。
その繰り返し。
ママはオシッコやウンチが出るたびに赤ちゃんのオムツを一日に何回も換えます。
新生児の頃は、それこそ3時間ごとの授乳のたびにオシッコやウンチが出るので、10回前後オムツを換えるママさんも多いのではないでしょうか。
新しいオムツを当てたとたんにまたウンチをする…なんてこともザラにあります。
そして、新米ママさんにとってはオムツ交換はかなり至難の業。
オムツ換えの手順は、
①新しいオムツを広げてお尻の下に置く
②履いているオムツを広げて、汚れた部分をおしり拭きで拭く
③汚れたオムツを取り除く
④新しいオムツを履かせる、です。
ですが、赤ちゃんのウンチはゆるゆるなので、
オムツを広げたとたんに流れ出たり、拭いている途中で他の場所に付いたり…
と、ベッドのシーツやマット、あらかじめ下に敷いておいた新しいオムツなどを汚してしまった!!となってしまいがちです。
新聞紙やチラシを下に敷くのも一つの方法ですが、赤ちゃんの肌に当たるとガサガサしたりすぐ破れたりと、イマイチ使い勝手が悪いことも。
オムツ換えマットなるものも売っていますが、ビニールのように撥水加工してある物が多いため、どうしても肌に当たるとひんやりしてしまい、嫌がって泣く赤ちゃんもいます。
また、そういったマットは当然ですが使い捨てではないため、もし汚れたら、洗ったり拭きとったりして再び使うことに。
面倒だし、清潔面で抵抗があるし、汚れたマットを洗って乾かしているうちにまたウンチが出てオムツを換えることになったら…と思ってしまいます。
赤ちゃんのオムツ換えには、ペットシートがかなり優秀だった
そんな時、ドラッグストアで見つけたコレ。
赤ちゃんのオムツコーナーの隣の通路に置いてあり、たまたま目に留まりました。
うちにはペットはいないので、そのへんの棚は普段スルーだったのですが、「これ、もしかして使えるんじゃ?」と思い、購入してみました。
ペットのいない家庭にはなじみが薄いと思いますが、ひらたく言うと、大きな長方形の形をしたオムツです。表はコットンのような肌触りで、内側が吸水ポリマーとなっており、下はビニールで水分が漏れないようになっています。
ペットシート、あるいはペットシーツという名前でスーパーやドラッグストアなどで売られており、小型犬サイズから大型犬サイズまで各種あります。
また、基本は真っ白ですが、色やイラストが付いていたり、アロマの香りづけがしてあったりと多少デザインに違いがあります。
サイズはよくわからなかったので、45㎝×33㎝のレギュラーサイズというものを試しに買ってみました。
さて、生後2か月の長男、オムツにオシッコしてお知らせサインが出てます。
オムツ換えの時に敷いてみたのがコレ↓
大きさピッタリです!
ゆるゆるウンチの時も、ウンチがどこにも付かないように…と焦ることなくこの上でのびのびとオムツ換え。終わったらシートごと丸めてビニール袋に入れてポイ。
男子によくあるオシッコ飛ばしも、オシッコがでた瞬間シートをがばっとかぶせてセーフ!
また、絵がなく真っ白のシートももちろん売っていたのですが(そしてもちろんそちらの方が値段は安い)、このスヌーピー柄がオムツ換えの気分を上げてくれます♪
ええ、完全に気分の問題です。
でも、オムツ替えって毎日何回もあるわけだし、少しでも気分がアガるグッズを使うのって大切だと思います!!(力説←)
さらに、あなどれないのがその消臭力。
もともとペットの排泄物を対象としているので、人間の赤ちゃんのオシッコやウンチもしっかり消臭してくれます。使用済みオムツをこのシートにくるみ、ビニール袋に入れて口を縛るだけで、匂い漏れはほとんどありません。
この商品は特に「アロマで消臭」と謳っているだけあって、広げたらふわっとラベンダーの香りがします。これがオシッコ臭をさわやかな香りに変えるそう。
この商品以外でも、店頭に並んでいるペットシートはどれもパッケージに「消臭」の文字がありました。夏場のウンチオムツは強烈な匂いになるので、頼もしい!!
浣腸や軟膏塗布など、ケアをする時にも使える
赤ちゃんが便秘ちゃんで、綿棒浣腸やイチジク浣腸をしなければいけない、という場合も有効です。
まずはペットシートを広げ、その上にオムツを広げて、赤ちゃんを乗せます。いざ浣腸をして、オムツを留めておけば、浣腸でユルユルウンチが大量に出ても安心です。
または、オムツかぶれをしてしまった赤ちゃんに軟膏を塗る時にも助かります。シートの上で塗ると、軟膏で布団やシーツを汚すこともありません。
一番活躍したのは、意外にも自宅ではなく外出先で!
自宅でももちろん活躍していましたが、ペットシートがその本領を発揮してくれたのは、外出の時でした。
長男が現在使っているオムツはSサイズですが、Sサイズオムツとレギュラーサイズのペットシートを比較した薄さがこちら。指で挟んで左がオムツ、右がペットシートになります。
見てわかるように、オムツとほとんど変わりない薄さです。
畳んだ状態での平置きも比較。Sサイズオムツより若干小さいくらいです。
このように畳むとオムツ1枚分くらいの薄さと大きさになるので、オムツポーチに入れて出かけました。
上の子たちも連れて家族でショッピングモールに行ったのですが、途中で長男がウンチをしたのでオムツ交換に。
授乳室と隣接しているオムツ交換ルームでオムツを換えたのですが、そういった公共の場でのオムツ交換台は、当然オムツ換えシートを敷いて寝かせるのがマナーですよね。
上の子の時は使い捨てではないオムツ換えマットを使っていたので、帰宅してからマットを洗ったり除菌シートで拭いたりするのが面倒だったのです。
ところが今回は、この使い捨てシートの上でオムツを換えた後、敷いていたシートで脱がせたオムツをそのまま包み、ビニール袋に入れてポイ。
「なんて手軽なんだ…!!」と感動でした。
冬になると流行りだす、恐怖のノロなど感染性腸炎の感染予防にもなる
冬場になると、ノロなど感染性の腸炎が流行りだします。
一体どこでうつるんだろう?と思ったことはありませんか?
実はこういった公共のオムツ交換台でウイルスや菌が媒介されてうつることが多いそうです。
ショッピングセンターやデパートだけではなく、児童館や支援センター、病院、レジャー施設など、最近では様々な場所にオムツ交換台が設置されていますよね。
子持ちにとってはとてもありがたいことですが、残念なことに使う人のマナーがあまり守られていないところがあるのも事実。
オムツ交換マットを使用していなかったり、汚した後きちんと除菌シートなどで拭きとっていない場合もあるようです。
もちろん、オムツ交換台を使用する場合にはそういったこともふまえて、使用したオムツ交換マットは帰った後で洗ったり除菌シートやスプレーで清潔にするのが推奨されるのですが、かなり手間だし何より除菌しきれているのか謎。
その点、使い捨てのシートを使うと、使ってそのままポイできるので、そういったノロや腸炎などの感染のリスクも低下しますね。
ちなみに、1袋に62枚入っており、外出用および自宅でのウンチの時のみ使用ならだいぶもちます。うちの長男は、生後すぐから使用し始めてただいま2か月経過しましたが、それでようやく1袋使い切るくらいです。
ドラッグストアやネットでは、大容量サイズの商品も売っているので、まず使用してみて使えそうなら大容量を買ってみても良いかもしれませんね。
是非オムツ換えを快適に、かつ安全に♪
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