いろんな不安を抱きつつ、入院生活がスタートしました。
ところで、私の身におこった妊娠初期の破水は、正式には「前期破水」といいます。
これは、陣痛が起こって通常の分娩経過の最中に起こる破水ではなく、陣痛が始まる前に起こる破水のことらしいです。
破水したら24時間以内に陣痛が起こり出産となるケースが多いようですが、妊娠37週目以前の前期破水は、赤ちゃんが未熟なままで生まれてきてしまう可能性があるため要注意、だそうです。
私の場合は、37週どころかわずか11週…。
1週間ほど前に母子手帳をもらいに行き、職場に報告したばかりの初期。赤ちゃんなんて、確か4~5センチしかありませんでした。
「妊娠継続が何より目標」と言われたのもうなずけます。
入院し、とりあえず見た目は羊水流出は止まっており、生理痛のような痛みも消えて陣痛の兆候もない。血液検査の結果、感染の数値も大丈夫そう。
上記のことから、この状態をキープできるようにできるだけ安静を指示されました。
具体的に言うと、
- 洗面とトイレ(室内にある)は可能
- シャワーも可だが入浴(浴槽につかること)は不可
- 病棟内のデイルーム(自販機やお茶のポット、電子レンジやトースター、貸し出し用の漫画などがある)までは行ってよい
- 売店など病棟外は車いすでスタッフが送迎
こんな感じでした。
人によっては、この安静よりもっと厳しく、トイレ以外は動いたらダメとか、トイレも行けず尿道に管を入れたまま寝たきり、という場合もあるようです。
私はまだ幸いデイルームまで動けたので、ちょくちょく部屋を出てはデイルームに行き、お茶を飲んだり漫画を読んだりしていました。
入浴不可の件は、破水が完全に止まっているとはまだ言えないため、感染予防のためだそうです。入浴して、お湯の中の雑菌が膣を通じて上がってくると感染を起こすからです。
しかし、陰部周辺を清潔に保つことも感染予防となるので、そこはシャワーでキレイにしてくださいということでした。
「ダラダラするのが仕事だから」と言われながらの生活でしたが、最初のうちは時間を持て余すし、ネットで色々検索してしまい不安になるし…という毎日でした。
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