つわりって何?
最初に思いつくトラブルは、やはりつわりですね。漢字で書くと「悪阻」といいます。
胃のむかつきや嘔吐、特定のにおいが受け付けない、唾液がダラダラ出る…など。
妊婦の50~80%に起こるほど、一般的なトラブルです。多くは食生活などを工夫しながら経過をみていきますが、嘔吐がひどければ点滴をしたり入院管理となったりもします。
どうして起こるの?
妊娠によるホルモンの変化によって、匂いに敏感になったり気持ち悪くなったりするという説があるようです。また、精神的なストレスや妊娠・出産に対する不安も影響することがあると言われました。(※決して、「気の持ちよう」などの意味ではありません)
いつからいつまで?
妊娠初期の5~6週頃から症状が出始めて、12~16週頃には徐々におさまってくるといわれていますが、中には出産の直前まで続く人もいるようです。
私の場合は、3回の妊娠とも早く始まり早く終わる方だったので、5~6週頃(ちょうど妊娠検査薬で陽性反応が出た頃)から胃のムカムカがあり、8~9週くらいで吐き気や嘔吐があり、11~12週くらいでおさまってきました。
解決策は??
とりあえず、今の自分が、何なら食べられそうか知ること!!
一般的には柑橘系の酸っぱい物が食べやすいと言われますが、これも人それぞれです。
私の場合、食べやすいのはザルそばとポテトチップス、コンビニのチキン(ファミチキやⅬチキなど)でした。
ザルそばは別として、なぜか妊娠初期には決まってジャンクなものを食べたくなり、むしょうにマクドナルドに行きたくなったりしました。なんだろう、妊娠したら種の保存としてカロリーを摂らねばと体が思うのか…?
同じ時期に妊娠した同僚は、タッパーにプチトマトを入れてきて、職場でたまにつまんでいました。健康的。一方の私はポテチや小さいクッキーをボリボリでした。
胃が空っぽになると症状が出ることが多いので、そうやって軽くつまめるものを持ち運ぶのはお勧めです。
脱水にならないよう、飲み物もこまめに摂るようにしましょう。水分に関しては、これも人によりますが、私は柑橘系の炭酸水(CCレモンやオランジーナなど)がサッパリして効きました。
ノンカフェインのルイボスティーを冷やして、マイボトルで持ち歩くのもよくやっていました。
そのままでも飲みやすいですが、ルイボスティーにレモン汁をちょっと入れると、レモンティーみたいな味がしてさらに美味しかったですよ。これは我が家の子ども達もお気に入りの飲み方です。
そして、匂いに敏感になるので、満員電車に乗ったりする人はマスクがお勧め。他人の整髪料や香水、柔軟剤など本来なら良い香りと感じるものでも、つわりの時期は別。さらにタバコ臭などしようものなら本気で辛いです。マスク匂い予防だけでなく、風邪など感染症対策にもなりますしね。
匂いに関しては、普段自分で使っている物でもシャンプーの匂いやミント系の歯磨き粉がダメになったりしたので、これも下手にアロマなど使うより、いっそのこと無臭生活がいいかも…。
私は、大人用の歯磨き粉は受け付けなくなってしまったので、キッズ用のミント臭がしないものにしたり、マウスウォッシュを数種類試してみたりしました。どれが使えるかはまさに試行錯誤です。
締め付けや圧迫も当然吐き気を助長します。まだまだお腹が出てくる時期ではありませんが、きつい下着や服装は避けて、ゆったりめの衣類を心がけるのも良いと思います。
あとは、妊娠初期は精神的にも不安定になりがちです。イライラしたり、ストレスが溜まったり、今後の妊娠出産に対して不安になったり。上にも書いたように、決して「気の持ちよう」というわけではありませんが、つわりはそういったストレスも関係しているという説があるそうです。つわりの時期はまだお腹も出ておらず、外見からではわからないので、不調がひどい時には家族や職場などで「自分で発信する」ようにしましょう。リラックスするのが一番!!
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