ある日、実母が言いました。
テレビで良い物見つけてねー、電動の爪ヤスリなんだけどね、小さい子の爪切りにも使えるっていうからねー、どうかと思って!
世間の多くの老人と同じく、うちの母もテレビショッピングが好きです。
「またテレビに踊らされて微妙なモノを買って…」
と思いましたが、持っていけと押しきられて使ってみたら、意外に良かったのでレビューします。
電動爪削り器、職人の美技とは
はぴねすくらぶという通販会社が輸入販売しており、製造は中国だそうです。
販売ページによると、「爪やかかとをラクラクすっきり!安全!安心!簡単!」という謳い文句で紹介されています。
電動ローラーにより、当てるだけで安全に①爪削り②爪磨き③かかとケア(角質削り)ができるという商品。
母が見たというテレビショッピングでは、小さい子や赤ちゃんの爪にも安全に使えると宣伝していたそう。
確かに、赤ちゃんの爪切りは毎回苦労します。
うちは先端が丸くなっている赤ちゃん用の爪切りバサミを使っていますが、赤ちゃんは新生児の頃から爪切りの時にかなり動きます。
寝ている時を狙って切ることもありますが、寝ていてもハサミから逃れようと手を動かすので、毎回ヒヤヒヤです。
動いて皮膚を切りそうになったり、深爪しそうになったり…
赤ちゃんの爪を切ったことがある人なら誰でもこのヒヤヒヤを経験したことあるのでは?
それが安全にできるなら、ありがたい!
さっそく使ってみることにします。
職人の美技、実際は?
このような箱に入っていました。
開けると、本体やパーツとともに説明書と簡易説明書が入っており、下のピンクの紙は交換・返品用紙です。
ちなみに交換や返品は、商品到着後10日以内だそうです。
本体には、「職人の美技」のロゴが。
なんだか、電動シェーバーのようです。
最初からセットされているこの緑色のローラーは、かかとの角質削り用です。
親指のところのこのボタンを押すとヘッド部分が外れます。
用途に合わせて爪磨き用のヘッドと付け替えるのですが、爪削りをする時にはヘッドを外したままで使います。
黒丸で囲った部分、これが爪削り用のローラーです。
赤ちゃんにいきなり使うのは怖いので、まず自分で。
電源を入れて…
ヴィーーーン!!
思ったより音がでかい。
電気シェーバーよりでかい音が出ます。
爪を当ててみると…
削れるけど、当てる角度が難しい。皮膚にもローラーが当たって熱くなる。思ったほど手早く削れない。
う~ん…。これは、赤ちゃん嫌がって泣くだろうなぁ…
困った。赤ちゃんに使えない。
と思いましたが、次のことで解決しました。
赤ちゃんには、爪削りローラーではなく爪磨きローラー(紫)を使う
職人の美技には、爪磨き用のローラーもついています。
それが、この紫と白のツートンカラーのローラー。
紫の部分は爪の表面の凸凹やスジを平らにして、白の部分はツルツルに磨き上げるという役割です。
あくまで爪の表面を磨くもので、爪の先端を削るものではないのですが。
こちらの、紫色のローラーに赤ちゃんの爪の先端を当ててみると、思ったよりよく削れる。
皮膚が当たっている様子もなく、赤ちゃんは怖がらずにじっとしていてくれる。
薬指の爪が伸びていたので、こちらをローラーに当てて削ってみました。
ちょっと見えにくいですが、ちゃんと削れていることがわかります!!
深爪もせず、無事ちょうどよい長さになりました。
先ほどの爪削り用ローラーと違い、こちらはローラー全体で削れるので爪を当てやすかったです。
また、削る強さも、こちらは本来爪の表面を磨くものなので、先端を削るローラーより弱いと思いますが、赤ちゃんの薄い爪にはこれくらいの強度がちょうど良いようです。
せっかくなので、爪磨きローラー本来の使い方もしてみました。
紫のローラーで表面の細かい凸凹を平らにして、白のローラーで磨き上げます。
すると、ネイルをしたみたいにツルツルになりました!
人差し指を磨いてみましたが、照明を反射してピカピカ光っているのがわかると思います。
ネイルの下準備としてももちろん、これだけでも手元が洗練されて素敵です。
職場の規定によりネイルができない人(飲食関係、医療関係など)、小さい子どもがいてネイルができないママさんなどにも良いんじゃないでしょうか。
まとめ
電動爪削り器「職人の美技」は、赤ちゃんでも使うローラーの選択によって安全に使えることがわかりました。
大人の爪磨きにも使えるので、是非ママと赤ちゃんどちらも使ってみてくださいね。
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