まさか!妊娠初期の破水㉒ そして出産へ ~長男編②出産当日~

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アラフォー妊娠出産
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2019.03.11(妊娠38w1d)

20:30

病院に到着し、まずは診察。

内診してもらい、子宮口は3㎝開いているとのこと。

出血もしており、経産婦なのでもう少し強い陣痛がつけば一気に進むでしょうとのことで、そのまま入院となりました。

陣痛室に入り、お腹にモニターを装着。

病院に向かう車の中で、徐々に張りが強くなって痛みを伴うようになってきましたが、まだそこまで痛い!というほどでもなく、ちょっと強めの生理痛という感じでした。

痛みの間隔も10~15分からなかなか縮まらず。

「すぐに産まれるから急いで」と外来でさんざん言われていたので、「あれ?」といった感じでしたが、とりあえず横になって痛みを逃す。

腰のマッサージなどはまだ必要ではなく、「ふー、ふー」と息を吐くだけで逃せる痛み。

痛みと痛みの間にはウトウトしたり、気晴らしにスマホをいじったり。

夫も一緒にウトウトしていました。

2019.03.12(妊娠38w2d)

さて、いよいよ出産当日です。

ここからは箇条書きで。

03:00 

ようやく痛みが10分を切るようになったが、7~8分から縮まらず。たまに10分を超える時もあり。

痛みが徐々に強くなってくる。呼吸だけで逃せる時もあれば、夫に腰やお尻をゲンコツで押してもらう時もあり。

06:00

痛みの間隔、強さともに変わらず。

ウトウトはできるが熟睡はできず、地味に体力が消耗される。

「早く産まれると思ったのに…」と、ちょっと泣きそうになる。

トイレに行くたびに、少しずつ出血しているのがわかる。

08:00

実家に電話し、まだ産まれないため子ども達の保育園への送迎をお願いする。

保育園にも電話を入れ、出産のために入院となったことを伝える。

次女の持ち物のことなど、今思うとどうでも良いことを長々と電話口で説明し、保育士さんに

「こちらで対処しますから、お母さん、大丈夫ですから。出産に集中してください」と言われる。

09:20

ついててくれた助産師さんが、日勤帯のスタッフと交代。以前の入院時にもお世話になった助産師さんで、頼もしい。

医師の診察に呼ばれる。痛みと痛みの間は普通に歩けるため、スタスタと診察室へ。

内診で、まだ3~4㎝の開きと言われ、かなりガッカリする。

助産師さんに、本陣痛につなげるため少し歩いた方が良いかもと言われる。

09:30

診察後、陣痛室に戻ったとたん痛みが急に強くなる。

横になるのがつらく、椅子に座って痛みを逃す。

モニターを見ると、診察前より痛みの持続時間が長く、針が振り切れている…。

助産師さんが来て、歩かなくても本陣痛につながりそうなため、しばらくこのまま様子を見ることに。

10:30

この頃から、かなり痛みが強くなる。助産師さんが腰を押してくれるのが気持ち良い。

さっそく夫にもその方法で押してもらう。

11:00

痛みが強い。トイレに行った時に出血も多くなる。

助産師さんが内診してくれ、なんと一気に8㎝まで開いていた。

歩けるうちに移動しようとのことで、隣の陣痛室まで移動。助産師さんが「いきなりスピード上がったね!」とバタバタ動き出し、内線で応援を呼んでスタッフが大勢集まってくる。

11:30

ひたすら痛みに耐える。

横向きの方が良い(強い)陣痛が来るので、横向きに。痛みが来たら夫は腰を押し、助産師さんはお腹を押さえてくれた。

両方とても効いたので、「それ、イイ!」とか、「もっと右!」とかいちいち言う。

←後で、助産師さんに「あの時にしゃべる余裕があったのはさすが経産婦さんだと思いました」と言われる。

11:45

助産師さんに破水させてもらう。ジョワっと水が流れるのがわかる。

子宮口全開。

以前の入院や外来で顔見知りになった助産師さん達が次々に顔を出してくれ、励ましてくれる。

嬉しくて感極まり泣く。

陣痛と陣痛の合間には、フーっと気が遠くなって眠ってしまう脳内麻薬を今回も体感。

ただ、前回ほどフワフワした感じはなかった。

12:00

ギリギリまでいきむのを我慢と言われる。

しばらくは我慢できたが、何度目かの陣痛で力が入るのを我慢できず。

「いたいー!」「無理無理、チカラ入っちゃうー!!」「ウンチ出る!!」と大騒ぎ。

3回目の出産にして、実は初めてこの「いきみたい感じ」を体感。

例えていうなら、人生最大の下痢の波を我慢しろと言われている感じ。

12:10

いきむゴーサインがようやく出る。

いつの間にか先生も2人登場している。

顎を下げてお腹を見て、深呼吸して、はいいきんでー!!とアシストされる。

出てくる感覚と、出口が広がっている感覚があるが、かなり痛い。

膣というより、尿道口の方が痛い。メリメリいっているのがわかる。

力を抜いても挟まっている感じ。

「裂ける裂ける!!」と叫ぶ。会陰切開はせず。切開しなかったのは初めて。

※上2人の産院では始めから会陰切開する方針だったのか、全開したあたりで切開されました

12:33

4、5回目くらいのいきみで無事出てくる。

目開けて、お腹の方見て!!と言われ、見るとちょうど出てくる瞬間。

これも、3回目にして初めてしっかりと出てくるところを見た。

ハイ、肩が出るから息を抜いてー、と言われ、はっはっはっ、と短く息を吐いて、ズルっと体も出る。

「「「おめでとうございまーす!!!」」」

…と、こんな感じの出産でした。

本陣痛がついてからは勢いよく進み、トータル3時間半でした。

短い時間だった分、一気に痛みが凝縮されて体がついてこれない部分もあり、

「こんな痛かったっけ!?」

と思うお産でしたが、「やりきった!」と思えるお産でした。

きっとこれで最後となるであろう私のお産、思い残すことはありません!

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次の話は、

コメント

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