長女の出産時からすでに35歳とアラフォーだった私。
アラフォーからの3人出産…。
まさか、長女を産んだ時には、続けてあと二人も産むとは夢にも思っていませんでした。
そんなアラフォー出産を振り返ってみたいと思います。
両家の母からの「まだ産まれないのか」に、ずいぶん振り回されました…
長女は、40週6日で産まれました。検診の時からいつも「大きめだね」と言われ、臨月に入るやいなやすぐに推定体重3000gを突破した長女。お腹の張りもけっこうあり、検診のたびに「予定日より早めに出てくるかもね」と言われていました。
予定日は9月23日。この日は秋分の日で、立ち会い出産を希望していた夫にとっては予定日どおりなら会社が休みのため好都合。念のため、その翌日も予め会社を休む段取りを立てていました。
ところが、40週になってもいっこうに産まれる気配はなし。お腹の張りはあり、夜のたびに前駆陣痛がありましたが、アプリを開いて時間を測っている間に弱くなったり間隔が空いたり。それで結局痛みがなくなっても、気になって眠れない。
そして、両家にとって初孫だったため、両方の母親からは連日のように「兆候はまだか」と連絡。これが地味にメンタルにきました。
この頃は、一人目というのもあり、検診で言われたことを毎回細かく親たちに報告していたんですね。「もう3000gこえている」とか「早いかもと言われた」など、逐一メールや電話で伝えていたので、親たちも早く産まれてくるもんだと思ったのか、「まだか」と。今思うと、そこまで事細かに伝えなくても順調とだけ伝えれば良かったと思います。
そして、連絡が来るたびにまだ兆候はないと伝えると、決まって「大きくなりすぎると産む時大変なのに」「今のうちから入院させてもらったら」と…。
(ちなみに、病院ではあくまで予定だから遅れることも十分あり得るし、私の体格も特別小さくもなく経過は順調なので3000g超えの赤ちゃんでも産めると言われており、それらももちろん伝えていましたが。)
早めに入院なんて特別トラブルもないのにできるわけないし、もし入院できたとしても実費だから高額だし、産む時大変なんて言われてもどうにもできないし、そもそも兆候とか言われても経験したこともないからよくわからないし…!!
と、精神的にかなり追い詰められていました。親たちも心配して言っているのはわかるんですが、放っておいてくれと。
自分の母に対しては強く言えるのもあり「入院したら連絡するから、もうかけてこないで!」とかなり怒りました。
ピリピリして涙が出ることもあり、夫に「また、まだかって連絡が来た!私にだってわかるわけないのに!」と当たったこともありました。逆に、友人たちからはそういった連絡が来なかったので有難かったです。
今振り返ってもこの頃は普段なら流せることでも気が立ってイライラしたりちょっとしたことで泣けてきて困りました。特に、自分でも予想がつかないお産についてあれこれ聞かれるのは本当につらい。
連日のように知恵袋などネットの掲示板で「予定日超過していて、親からの連絡がストレスです」などという投稿を読んだりしていました。
そこで救われたのは、「予定日を過ぎたとしても、出てこない子なんていないんだから。ママのお腹が居心地いいんですよ」という言葉。見ず知らずの人が投稿した回答でしたが、その時の私の心にすとんと来ました。
そりゃそうだよな、出てこないわけないわ。予定日はあくまで「予定」なんだし。
これで、かなり気持ちが楽になりました。
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