出産での入院。
今の気持ちは、可愛い赤ちゃんにようやく会える!!楽しみ!!ですか??
それとも、どれだけ痛いんだろう、大丈夫かな…と不安の方が大きいでしょうか??
どちらにしても、出産という大仕事をするために入院するのは変わりなく、そして大きなお腹を抱えて入院準備をするのも一緒ですね。
必要物品は、病院によって細かく違うところはあるものの、大きくは変わりません。
そこで、3回の出産を経て本当に必要だった物を吟味していきたいと思います!!
出産の入院って、何が必要なの?
病院に入院すること自体が初めてという人も多いと思います。
普通の入院と大きく違うのは、何はともあれ出産するということ。
妊娠経過が進んだら、通っている産院で健診の時だったり開催されているマザークラスなどで必要物品の説明があります。
あとは、たまひよなどの妊婦さん用の雑誌でも情報を得ることができますね。
まずは、ママの必要なものは何?
パジャマ
始めは授乳が慣れないので、前開きのパジャマが無難。
マタニティ用じゃなくても、普通の前開きパジャマで、普段よりワンサイズ大きめのような物があれば十分です。
産後すぐはお腹まわりがまだまだ大きく、下半身がデリケートなので、特にズボンは締め付けないように大きめサイズが良いです。産院によってはレンタルがある場合もあるので、確認が必要。
また、産科は赤ちゃんの体温を守るために暖房が強めにかかっています。 たとえ冬に出産だとしてもモコモコの素材のパジャマは暑くて汗をかきます。
薄手の素材のパジャマにして、カーディガンなどはおりもので調整するのが良いです。
ショーツ
産褥用ショーツ(股の部分が開いて処置がしやすくなっているもの)、または生理用ショーツ。
個人的には、産褥用ショーツの股を開いたことなんて一度もなく、処置の時などは普通に全部下ろしていたので、生理用ショーツで十分かと思います。
生理用ショーツを利用する場合は、ワンサイズ大きめの物を。
ショートガードルのような締め付けがきついものは産後すぐはおススメできません。まず、産後はむくむし会陰部などが痛むため大きめサイズしかはけません。
授乳用ブラジャー
私は二人目以降はブラトップをぐいっと片方ずつ下ろして、片乳ずつポロンと出して授乳してました。普通のブラトップで全然不都合ありません。
しかし初産の場合は授乳に慣れていないし、産後に助産師さんが乳房マッサージなどをしてくれる場合はオッパイを全部出す必要があるので、授乳用を1,2枚持って行ってもいいかと思います。
↓マタニティ用インナー、揃ってます
はし、スプーン、コップ
これは、病院で出るところもあるので要確認。
持参する必要がある場合、使い捨ての割りばしやプラスチックのスプーン、フォークを用意したら便利。産後の入院中、三食ごとに箸を洗うのはそれだけで面倒だし、洗剤やスポンジも必要になります。
コップは陶器の物よりプラスチックの方が持ち運びの時に破損しないし、入院中も安全です。紙コップを使うのも手だと思います。
スリッパ、洗面用具、ティッシュペーパー
このへんは病院では出ませんね。持参が必要。
スリッパは、安いものを買って退院時に捨てていく人が多いです。清潔面でも、退院時の荷物を減らす面でも、捨てても良いものを準備すると便利ですね。
100均でもスリッパが売っているので、私は100均で買っていました。
タオル、バスタオル、シャンプー、リンス、石鹸など
これも病院によってレンタルがあるところもありますね。個人的には、産後はよく汗をかいたので、フェイスタオルを多めに持っていって正解でした。
筆記用具、印鑑、母子手帳、診察券など
入院の事務手続きにいる物ですね。これも産院によって追加して持っていく物もあるかと思いますので、要確認です。
携帯やスマホの充電器、ビデオカメラ
充電器は必需品。
ビデオカメラは、出産を期に買う人も多いかと思います。
もちろんビデオカメラの充電は忘れずに、試し撮りもしておきましょう。
メモリーカードも新しくしておいたり容量を空けておいたりして、たくさん撮れるようにしておきましょう。
では、赤ちゃんに必要なものは何?
ベビー服、肌着
入院中は産院の服を着ている赤ちゃんですが、退院の時には用意した服に着替えます。
ベビー服と肌着が必要ですが、季節によってどんな種類のものが良いか、あらかじめリサーチして準備しましょう。
普段着ではなく、ベビードレスを着ておめかしして退院する赤ちゃんが多いです。真っ白でレースがついたドレスに身を包んだ赤ちゃんは、本当に天使のような可愛さです!
↓お宮参りやお食い初めなど、イベントでも使えます♪
↓オーガニックコットンのナチュラルでカワイイ服がたくさん♪
おくるみ
服だけではなく、おくるみも季節を考える必要があります。真冬の場合は、赤ちゃんが寒くないように暖かいおくるみが必要ですね。
では真夏はおくるみが必要ないかといえば、直射日光を避けたり冷房の風から守ったりという役目もあるので、暑すぎないガーゼ生地などが良いですね。
退院時に車で帰る場合が多いと思いますが、チャイルドシートに寝かせた赤ちゃんにかけてあげると車の冷暖房から守ることができます。
↓これ、肌触りが最高に気持ち良いおくるみです。真夏でもサラッとして快適!
オムツ交換グッズ
帰宅途中、ウンチがでてしまう赤ちゃんも…。
帰宅の道中、ちょっと距離や時間がかかる場合はオムツ換えの準備をしておくとベター。
たいていの産院では退院時にオムツやおしりふきのサンプルをもらえますが、絶対もらえる保証はないので自分でもちゃんと準備しておきましょう。
ちなみに、うちの長女は車で退院しましたが途中でウンチが出てしまい、コンビニの駐車場に停めて車内で四苦八苦しながらオムツを換えました…。
チャイルドシート
車で退院する場合は、退院時から赤ちゃんはチャイルドシートに載せる必要があります。新生児から使えるものを早めに準備しておきましょう。
新生児用は、シートを倒したり回転したりして使う場合が多いですが、そういった操作もあらかじめやってみて不具合がないか確かめておきましょう。
↓新生児はベッド式になるので、赤ちゃんスヤスヤ。この上でオムツ換えもできて便利!
シートを取り外して洗うこともできますよー
さらに、これを持っていくと大活躍だった!
上に挙げたものは最低限必要な物です。
さらに、これを持っていくことで助かった!
そんな物を紹介します。
ペットボトルストロー
ペットボトルに取り付けて、寝たまま飲むことができるストローです。
出産の時、汗をかいたり食事を摂る余裕がなかったりで水分摂取が重要になってきますが、陣痛の最中に起き上がって何かを飲むのはとても大変です。
このストローがあれば、横になったり楽な体制で飲めるし、もし倒しても中身がこぼれにくくなっているので安心です。
退院した後も、産まれてきた赤ちゃんが成長してストロー飲みができるようになったら、お出かけなどで役立ちますよ!ちなみに、似た商品は100均にも売っています。
ママの退院時の服
入院時に着ていった服を退院の時に着て帰ってももちろん良いのですが、お産の入院は何故か夜が多いです…。
夜だと部屋着のまま入院する人も多いので、退院時の服をあらかじめ入院セットに入れておくのが良いと思います。
ここで注意するのが、退院時(産後)は、お腹周りはもちろん下半身が全体的にむくんでいることが多いので、妊娠中のようなゆったりした服の方が良い(むしろそれしか入らない)ということ。産んですぐにお腹がペチャンコになるわけではないので、妊娠前のお気に入りの服を…と考えている人は要注意!!
そして、帰宅の道のりが時間がかかったりどこかに立ち寄る予定がある場合には、授乳がしやすい服装にするということ。
具体的には、前開きのシャツワンピのような服、授乳口があるマタニティ服、まくり上げて授乳できるような服…ですね。
ワンピースはゆったりしていて適しているように思えますが、授乳しようとすると裾からビローっとまくる必要があるのでママのお腹や下着が見えてしまいます。
授乳口がなかったり前開きではなかったりする普通のワンピースは授乳には適していません。
産む前に授乳のイメトレをするのは難しいかもしれませんが、持参する予定の服を着てちょっとオッパイ出してみるくらいの動作をしてみても良いかも。
メイクセット、ヘアアクセ
是非これもあらかじめ入院セットに入れておきましょう!
入院中、産後はメイクなどしている暇はもちろんないし、洗顔やシャワーの後に化粧水をつけるのもやっと…ですが、退院時には案外メイクする機会があります。
それは何かというと、写真撮影。
ベビードレスを着た赤ちゃんと、お世話になった先生や助産師さんと、同時期に産んで仲良くなったママさんと…。
これは私が実際一緒に撮影した人たちですが、このようにいろんな人との記念撮影が待っています。病院の玄関で撮ったこともあります。
そんな時にスッピンのボロボロ姿で撮影…は、後から見返した時にちょっと悲しくなるかも。
がっつりフルメイクとまではいかなくても、簡単なベースメイクとパウダー、眉…くらいは撮影前の身だしなみとして、整えておきたいですよね。
しかし、産気づいてから普段のメイクセットを入院セットに入れて、さあ出発!!…という余裕はないと思った方が良いです。
例えば旅行での荷づくりだったら、朝にメイクをしてからそのメイクセットを荷物に入れて出発、という人も多いとは思いますが、お産はいつ入院となるかわからないもの。
ましてや、入院してから旦那さんに「退院までに私のメイクセット持ってきて」と言っても、世の中の旦那は妻のメイクセットのありかなんて把握していません。
説明しても違うものを持ってくるなどザラです(経験済み)。
普段のメイク道具を前もって入院セットに入れておくのが難しければ、試供品やトライアルキットなどで簡易メイクセットを揃えておき、あらかじめ入院セットに入れておいたら安心。最近では雑誌の付録などでもメイク道具が揃えられますよね。
私は、普段使っていたCCクリームや眉ペンを買い換えるタイミングで、少なくなった方を捨てずに入院用にしました。
メイク用品と同様に、ブラシや髪の毛のスタイリング剤、ヘアアクセサリ(シュシュやピンなど)も揃えておけばなおベターですね。
↓トライアルセットあり
コンタクトレンズ、眼鏡
これらも忘れないようにしましょう。
個人的には、入院中(産後)は数時間ごとの細切れ睡眠となるため、コンタクトレンズの外し時がわからない…。
眼鏡が便利です。
病院によっては、出産時にはコンタクトレンズを外すよう言われるところもあるので、確認を。
もし産後にコンタクトレンズを使用する予定の人は、ケア用品を忘れずに。ワンデーの人は多めに準備しましょう。
↓眼鏡ケースにもコンタクトケースにもなる。便利!!
小さいトートバッグや巾着
これは出産に限りませんが、入院中に小さいバッグや巾着があると絶対便利!!
ちょっと売店に、診察や検査に、面会に来た家族とロビーに、自販機に…など、自室から出歩く時にスマホと財布、ハンカチなどを入れて持ち歩くのに活躍!パジャマのポケットも限界があるし、本当に便利でした。
産後は特に悪露があるため、お産パット(ナプキン)を入れて持ち歩いていました。
入院中、飲み薬が処方されたり、次回再診日の予約券をもらったり、と細々した物が増えたので、それらを入れておくのにも役立ちました。
↓こんなの。雑誌の付録や100均でも十分です。エコバッグでも良いかも。
うちわ、携帯扇風機
産婦人科の病棟は、ママと赤ちゃんの体を冷やさないように室温を高めに設定してあります。
特に陣痛室や分娩室は温室のように室温が高く、陣痛中はかなり汗をかきます。
陣痛中、夫に腰を押してもらう合間にうちわで仰いでもらうのが気持ちよかったです!
私はうちわを持参しましたが、最近は安く携帯扇風機が売っているので、それを持って行っても良いですね。
余談ですが、子連れでのアウトドアでも携帯扇風機はかなり重宝するので、1台新しく買ってもいずれ役立ちます。
骨盤ベルト
これはもう、かなり重要!!
出産はご存知の通り狭い骨盤内を赤ちゃんが通って出てくるわけですから、出てきた後は骨盤がグラグラです。
股関節、腰、恥骨、などの下半身一帯が不安定で痛むのですが、骨盤ベルトは種類によっては産後すぐから着けることができます。
私は妊娠中から恥骨痛と腰痛が強かったので、産んで数時間後(助産師さんの指示に従います)から骨盤ベルトを付けてもらいました。すると、横になっているだけで痛かった恥骨がギュッと締められて安定するのがわかるくらい。痛みがだいぶ楽になりました。
これは、持っているベルトにもよるので、助産師さんに入院時に持参したら良いか聞いてみると良いですよ。
↓私は王道のトコちゃんベルトを使用してました。
小銭
最近はスマホ決済やクレカ、電子マネーでの支払いが多く、現金をあまり持ち歩かない人も多いかと思いますが、病院では現金しか使えないことが多いです。
大学病院や大きな総合病院などでは、コンビニが入っていてクレカや電子マネーなどが使えたりもしますが、個人の産院ではそもそも売店やコンビニなどありません。
自販機やコイン式洗濯機など、特に小銭を使う機会が多かったので、小銭を多めに!
紙幣は、万札ばかりではなく千円札も持っておきましょう。
おわりに
お産での入院…なんて、人生でそう何度もあることではありません。準備も楽しみながらできると良いですね!
準備万端にして、お産に挑みましょう♪
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