はじめに
こんにちは!!ハンドメイド好きだけれどズボラなので手順を少しでも減らしたい、モモハナです♪
今日は、100均の手ぬぐいを折って切って縫うだけで簡単にできる、赤ちゃん用かぼちゃパンツの作り方をご紹介します!!
100均の手ぬぐいがハンドメイドに適している理由
柄が可愛い
最近の100均は、夏に限らず一年を通じてカワイイ柄の手ぬぐいがズラリ!!
手ぬぐい売り場を見ているだけでも楽しいし、なかなか個性的な柄が揃っていて色違いなどで揃えたりもしやすいです。
クスっと笑える、ゆる系のイラスト柄も多いので、赤ちゃんが身に着けるのにピッタリ。むしろ、赤ちゃんのうちにこそ身に着けてほしい柄がいっぱいです。
安い
100均なので、もちろん100円。
ウエストに入れるゴムを入れても材料費は200円です。
そう考えたら、ちょっとくらい失敗しても惜しくないですよね。
素材は綿100%
手ぬぐいは綿100%なので、夏でもサラッと涼しく着ることができます。
吸水性にも優れているので汗をよく吸ってくれ、濡れてもすぐ乾きます。
洗濯してももちろん乾くのが早いので、汚したり汗をよくかいて着替えることが多い赤ちゃんの服に最適です。
買った時にはノリがきいているのでゴワゴワして吸水も良くないかと思いますが、洗濯すると柔らかくなっていき、使えば使うほど肌なじみが良くなってきます。
布の端処理がしてある
そんな100均の手ぬぐいですが、両端がちゃんと折られていてミシンで縫われていますよね。
これがハンドメイド用の布にするのにかなりポイントが高いんです。
普通に買った布だと端っこが切りっぱなしで糸がほつれるため、このような処理を自分でしないといけないのですが、アイロンをかけるのもズボラ人間には敷居が高く…さらに、こうやって細く折った端ギリギリを縫うのも難しい!!
それを4辺すべてしてくれてある100均手ぬぐいは神なのです。
ちなみに、100均ではなく雑貨屋さんや観光地のお店などで1000円前後で売られている一般の手ぬぐいは、端の処理はされておらず切りっぱなしです。本来はその姿なんですね。
手ぬぐいでの赤ちゃん用かぼちゃパンツの作り方
必要物品
- 100均手ぬぐい(今回は、セリアで売っている33×90㎝の物を使用)
- ゴム紐(100均にも売っています。幅は4㎜前後の物を使用)
- お椀、茶碗、またはマグカップなど(股ぐりのカーブを描くのに使用)
- ミシン(手縫いでもいけます)
以上となります!!
ミシン以外はすべて100均で揃えられます。
ちなみに私は、以前娘の帽子にゴムをつけるためゴム紐を買ってあったので、新たに購入したのは手ぬぐいのみ。材料費100円です。
以下、写真入りで図解!!
①手ぬぐいを横向きに置く
手ぬぐいを横向きに置きます。
柄が見えるように、表を上に向けてください。
今回、この脱力系の柄にやられてしまいました。お相撲さん、可愛いー!!
②中心に合わせて両端を折る
真ん中の線(ピンクの点線)に向かって、両端を折ります。
買って広げたばかりだと、ちょうど真ん中で折りたたまれていた線がついていると思うので、中心がすぐわかって便利(ズボラ)。
これは左端を中心に向かって折ったところ。
同じように、右端も中心に向かって折ります。
③股のカーブを描いてカットする
股の部分のカーブを描くため、お椀またはマグカップを写真のように置いて、そのフチに沿ってペンでなぞります。
このカーブが大きすぎると足を出すところが狭くなるので、お椀以上に大きい物を使うのは(丼など)やめた方が良いです。
チャコペンがあればもちろんそれを使っても良いですが、私はいつもボールペンです。
縁取りしたカーブに沿ってカットしたところ。
なんだか、すでにズボンの形になっていると思いませんか?
ゴムを入れず、こうやって平置きしたらずいぶん大きくみえるので
「赤ちゃんが履いたらブカブカじゃない?」
と思うかもしれませんが、ゴムを通すとちゃんと赤ちゃんサイズになるのでご心配なく!!
④左右を合わせて縫う
左右(ピンクで囲った部分)を合わせて、縫い代1㎝くらいで縫います。
写真は、縫い終わったところ。
⑤股のカーブを上下重ねて縫う
次に、股のカーブ(ピンクで囲ったところ)を上下重ねて縫います。
上は左右合わせて縫ってあるためカーブの円が縮んでおり、上下重ねたらカーブの大きさが多少ずれていると思いますが(伝わるかな?)、きっちり重なっていなくても問題ありません。
カーブに沿って、こちらも縫い代1㎝くらいで縫っていきます。
⑥ウエスト、裾をぐるっと縫う(ゴムを通すために1.5㎝ほど開けて)
ウエストを2㎝幅くらいに折り曲げ、端から0.5㎝あたりをぐるっと一周縫います。
ただし、ゴムを通すために1.5~2㎝ほど開けるのを忘れないでくださいね。
裾にゴムを入れるかぼちゃパンツにせず、短パンにするならこの手順でおしまい。次の手順に進んでください。
かぼちゃパンツにする場合はウエストと同じように裾も折り曲げ、ゴムを通すところを1.5㎝ほど開けてぐるっと一周縫います。
裾を縫う時は、このようにミシンのテーブルを外すと台にすっぽり入れることができるので、縫いやすくなりますよ。(画像の布が違うものでゴメンナサイ)
⑦ゴムを通して出来上がり!!
ゴムをウエストと裾に通したら、出来上がりです♪
とっても可愛いかぼちゃパンツができましたー。
市販のかぼちゃパンツとのサイズ比較
今回作成したパンツの上に、市販のかぼちゃパンツ(黒)を重ねてみました。
この市販のパンツのサイズ表記は80でした。
このようにほとんどサイズは変わらず、ゴムの調節によってはもうちょっと大きくできるため、80~90サイズの物が出来上がります。
着用してみました
生後5か月、体重7㎏で市販の服は70~80サイズ着用の長男に着せてみました。
ゴロンゴロン寝返りが活発な時期ですが、動きが妨げられず伸び伸びしていました!
短パンもできますよ
簡単すぎて、つい柄違いで何枚か縫ってしまいましたー。
右のマリン柄は、裾にゴムを入れてない短パンバージョンになります。
裾にゴムを入れないだけでガラッと雰囲気が変わりますよね。かぼちゃパンツにした場合より裾回りが絞らない分だけゆったりするので、90~100㎝ほどのサイズ感になります。
我が家の次女@3歳も履くことができ、彼女のパジャマのズボンとして愛用中です。
これも風通しがよくて涼しそうですよ!
さいごに
アイロンも型紙も不要の、折って縫うだけの簡単かぼちゃパンツ&短パン。
慣れると1枚20~30分で完成できます。
うちは男子ですが、女子の場合はレースやリボンをつけたりしても可愛らしいですね♪
手ぬぐいを横向きに使うので、縦方向の柄や一枚絵になっている場合は、出来上がりの柄がわかりにくい場合があるので、手ぬぐいを買う時に柄の向きを確認してくださいね。
あとは、色が濃い場合はしばらく洗濯する際に色落ちしやすいので要注意です!!
かぼちゃパンツを履けるなんて赤ちゃんの間だけ。
是非、可愛い手ぬぐいで簡単ソーイングを楽しんでみてくださいね♪
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