産んでから朝も夜もなく時間があっという間に過ぎ、もう3日か…と思ったら、もう退院の話が出てきました。
退院の話を助産師さんに言われ、横で寝ている新生児を見ながら「こんなホヤホヤの子を連れて帰るんだったっけ?」とビビります。
私が入院していた病院は、正常なお産でママもベビーも経過が良ければ、3日目以降で退院することができます。
ただし、3日目で退院する人はほとんどいないらしくて(そりゃそうだろうな)、通常は5日目。
上の子どもがいて早く帰りたい、など家の事情がある人は4日目に帰ることが多いそう。
我が家の場合、上の子が二人いるし、早めに帰る?と助産師さんに聞かれましたが、通常通り5日目の退院でお願いしました。
退院したら子ども三人の育児に加えて家事をしなければならないので、そこはできるだけ今のうちに体を休めたい!!
上の子たちが気にならないと言えばウソになりますが、ここはパパに頑張ってもらって、甘えさせてもらうことに。
実際、今振り返っても食事の心配をせずに赤ちゃんのオッパイやオムツのことだけに集中できるなんてこの数日しかありませんでした。
ありがたや~と思いながらゆっくりさせてもらいました。
この時期は、オッパイが張ってきてどんどん母乳の分泌が立ち上がってくる頃。オッパイは熱をもって、自分でもわかるくらいにずっしりしていました。
ただ、分泌はされているけれど乳管がまだ十分に開通しておらず、母乳がたくさんあるのに出口が少なくてなかなか出ない…といった状態。
赤ちゃんが吸ってくれるのが一番の開通方法なんですが、赤ちゃんもまだ口が小さく力も弱いので吸うのがうまくできない。
カンカンに張って痛くて、よく助産師さんにマッサージしてもらいました。
これがまた、痛いのなんのって!!
乳首の付け根を押したりもんだりして搾ってもらっても数ccだったり…。
退院してしばらくしたら搾らなくてもビュービュー出るようになり、赤ちゃんも飲むのが上手くなってゴクゴク飲んでくれるようになりましたが、この頃は「ずっとこんなにオッパイ痛いんだったっけ!?こんなに辛かったっけ!?」と、授乳のたびにいろんな汗をかいていました。
この日には、助産師さんが見ていてくれる横で、沐浴を実施しました。
肌着を脱がせる時の細い腕、まだ付いたままのへその緒…
頼りない新生児、お風呂に入れるのもドキドキでした。
もう退院か、と思うと同時に、日中赤ちゃんと二人きり、という忙しくも幸せな時間がまた味わえるのかーと、ちょっとウキウキしたのを覚えています。
前の話は、
次の話は、
コメント